2019年12月29日 12:00
「同期のサクラ」「凪のお暇」ほか仕事・家族・恋愛…自分を重ねながら夢中になった2019年ドラマ
毎クールに必ず1本はある、“お仕事ドラマ”。今年は特に豊作で、とりわけ同期や家族との関係、恋愛、結婚・育児との兼ね合いなど日常生活と社会の中で何かしらの課題を抱えた女性たちが、右往左往しながらも前を向いていく姿が数多く描かれた。
北川景子の“万智”が自身の結婚生活と向き合う
「家売るオンナの逆襲」(NTV)
「私に売れない家はない!」や「GO!」の決め台詞を繰り出し、家を売りまくってきた不動産営業の三軒家万智(北川景子)。2016年のレギュラー放送を経て2017年5月のスペシャル版「帰ってきた家売るオンナ」で屋代課長(仲村トオル)と結ばれた万智は、2019年、2年ぶりにテーコー不動産へと戻ってきた。
今回はライバル・留守堂(松田翔太)が登場し、2人の家売り合戦や、足立(千葉雄大)とのいわゆる“ふどうさんずラブ”も話題となったが、注目したいのは万智と屋代の結婚生活だ。結婚しても、“サンチー”こと万智の「家を売るために」昼夜問わずに猛進するところは相変わらず。いまでも「課長」、そして「三軒家くん」と呼び合っている。
「私は課長のもとしか帰るところはありません、妻ですから」と話していた万智だったが、留守堂とのバトルが白熱するうちに家庭をないがしろにしてしまい、屋代の気持ちが揺れ動き(?)