2020年1月5日 11:00
2020年、アジア映画がますます熱い!『エクストリーム・ジョブ』『悪人伝』ほか
カンヌの最高賞パルムドールを皮切りに、本国はもとよりアメリカをはじめ世界各国で大ヒット、映画賞レースでも注目を集めている『パラサイト 半地下の家族』。そのほかにも、『神と共に』シリーズのようなエンタメ超大作から『国家が破産する日』など国の暗部を見つめた社会派まで送り出す“活気のある”韓国映画、新世代が台頭し世界の映画祭で注目を集める中国映画、ド肝を抜く映像やストーリーで楽しませるインド映画など、2020年も年明け早々からアジアの映画が熱くなりそう。その中から、オススメ作品をピックアップした。
麻薬捜査×チキン屋で歴代No.1ヒット
『エクストリーム・ジョブ』1月3日(金)公開
昼はフライドチキン屋を営み、夜は潜入捜査を行う崖っぷち麻薬捜査チームを描いて、観客動員1,500万人超え、韓国歴代興収ランキング第1位の記録をつくった『エクストリーム・ジョブ』で、まずは初笑い。
“揚げる大捜査線”とはよく言ったもので、麻薬組織を24時間監視するために目の前のチキン屋を買い取り、試しにチキンを揚げてみたところ、絶対味覚を持つマ刑事の才能で店がまさかの大繁盛。本業の麻薬捜査がどうなってしまうのかが気にならずにはいられない。