くらし情報『『リチャード・ジュエル』の“母”キャシー・ベイツ、イーストウッドが映画化した理由明かす』

2020年1月7日 16:00

『リチャード・ジュエル』の“母”キャシー・ベイツ、イーストウッドが映画化した理由明かす

と、監督が感じた憤りを耳にして驚いたという。

ミランダ警告とは、アメリカの法執行機関が被疑者の取り調べを開始する前に、権利を告知する義務を指す。「黙秘権があること」「供述が不利な証拠になりうること」「弁護士の立ち会いを求める権利があること」「公選弁護人をつけてもらう権利があること」を知らせなければならないのだ。だが、FBIはリチャードにこのルールを遵守しなかった。

「私はとにかく驚いた。もちろん、あの爆破事件のことは知っていたけれど、リチャード・ジュエルと彼のお母さんにとってそれがどれほど悲惨な体験をしたのか、全然知らなかったから。その部分を脚本で読んで、ほんとうに恐ろしかったわ」と、映画が描く事実に衝撃を受けたという。

実母との特別な時間から生まれたキャシー・ベイツの熱演

ベイツは、自分が演じた実母ボビとも時間を共にした。
「彼女は、リチャードが若くして亡くなった(2007年44歳で逝去)のは、あんなひどい体験をしたことが大きな原因だと思うと言っていた」とふり返る。

「彼らが体験したことは、誰にでも起こりうる。彼は物心ついてからずっと警官になりたかった。ほかの人たちの世話をしたり、人助けをしたいと思っていた。

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