ジェイスンに対抗!『トランスポーター3』で理想の悪役を体現したロバート・ネッパー
(Photo:cinemacafe.net)
先ごろ公開が始まった『トランスポーター3アンリミテッド』。ジェイスン・ステイサム扮する主人公・フランクの強さが際立っているだけに、彼と対峙しうる悪役の存在が映画そのものの成否の鍵を握るといっても過言ではない。しかも第3弾ともなればなおさら!そんな今回の作品で、何ともいやらしい謎の依頼人・ジョンソンで見事にジェイスンとタメを張ってるのが「プリズン・ブレイク」のティーバッグ役でおなじみのロバート・ネッパー。いま最も悪役が似合う男の素顔に迫った。
製作・脚本を務めるリュック・ベッソンとの関係について「僕らはキスできるくらいの距離で、鼻をこすり合わせるように会話するんだ」と語るネッパー。2人の関係性から今回の出演の経緯が見えてくる。
「『この作品どう思う?』って聞かれて『面白いと思うよ。悪役もやりがいがあるし、ジェイスンのことも好きだしね』って。
すぐに意気投合したんだ。俗に言う“No Brainer”ってやつさ。頭で考える必要のない、一目瞭然って意味なんだけど、まさにそれで『この役は楽しい』って直感したんだ。ちょうど、脚本家のストライキで仕事が出来ないときだったんだけど、おかげでパリで撮影もできた。