SAGアワード、『パラサイト 半地下の家族』が最高賞 外国語映画の受賞は史上初
1月19日(現地時間)、第26回SAGアワード(全米映画俳優組合賞)授賞式がロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで開催された。
映画部門の最高賞にあたるキャスト賞は、ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』が獲得。SAGアワード史上、外国語映画がキャスト賞に輝くのは初めてという快挙を成し遂げた。同作に関しては、受賞前から会場内で盛り上がりを見せる一幕もあった。受賞の数時間前、キャストたちが壇上で同作を紹介した際に、出席者たちが一斉に立ち上がって2分におよぶ拍手を送ったのだ。ゴールデングローブ賞ではジュノ監督が監督賞を受賞。オスカーでは6部門にノミネートされている『パラサイト 半地下の家族』が、何部門で受賞なるかに注目が集まる。
SAGアワード 受賞リスト
映画部門
キャスト賞
『パラサイト 半地下の家族』
主演男優賞
ホアキン・フェニックス『ジョーカー』
主演女優賞
レニー・ゼルウィガー『ジュディ 虹の彼方に』
助演男優賞
ブラッド・ピット『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
助演女優賞
ローラ・ダーン『マリッジ・ストーリー』
スタントアンサンブル賞
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
テレビ部門
【テレビ映画・リミテッドシリーズ部門】
男優賞
サム・ロックウェル「Fosse/Verdon」