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「ウォッチメン」は「黒人女性が強くなれることを示している」スタントウーマンが語る

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「ウォッチメン」は「黒人女性が強くなれることを示している」スタントウーマンが語る

アメコミファン期待の新・海外ドラマ「ウォッチメン」が、1月31日(金)22時よりBS10 スターチャンネルにて独占日本初放送、さらに2月1日(土)よりAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX-DRAMA & CLASSICS-」にて配信開始となる。この度、オスカー女優レジーナ・キングが演じる主人公“シスター・ナイト”のスタントを務めたサディーカ・バイナムのインタビュー映像が、いち早くシネマカフェに到着した。

本作は2009年に初めて実写映画化され、今回初めてドラマ化されたDCが誇るアメコミの傑作。原作から34年後のスーパーヒーローが存在する、もうひとつの現代のアメリカを舞台に展開する。基本的には超能力を持たないヒーローが戦うという珍しい設定だが、それにより肉弾アクションのクオリティが群を抜いているのも見どころの1つ。

主要ヒーローキャラは、悪党に身元がバレないように覆面を被った警察組織であり、主人公“シスター・ナイトの表の顔は子育てをしながらパン屋の開店準備をする普通の主婦。しかし悪党が現れると、地下に隠してある黒いコスチュームを身に纏い出動するのだ。超能力を持たない彼女の主な戦闘スタイルは、自らの身体を駆使した肉弾戦がほとんど。


この度解禁になった映像では、“シスター・ナイト”のスタントを務めたサディーカが、演じた役柄やスタント界における“女性”と“黒人”の立場について赤裸々に語っている。

カリフォルニア州で育ち、長いこと体操をしてきたというサディーカ。そんな彼女は“シスター・ナイト”の衣装に身を包みながら、「レジーナは強い黒人女性を体現している。スタントの世界に黒人女性は少ない。黒人スタントとして活躍の場が増えているし、制作現場においての多様性も出てきた」とコメント。「このドラマは黒人女性が強くなれることを示している。この作品に関われるのは特別だし、光栄だわ。大好きよ」と語る。



本作ドラマ版「ウォッチメン」では“人種差別”というテーマが根本にあり、そもそも主人公が黒人女性のヒーローというのがとても意味のあること。今回サディーカはスタント業界にも根強い問題の裏側を包み隠さず話してくれただけではなく、現在では活躍の場が広がりつつある、というポジティブな内情にも触れている。私たちが映画やドラマを思う存分楽しめるのは、裏方で頑張っている縁の下の力持ちがいてこそ。彼女のようなスタントたちの活躍によって、様々な立場の人々の可能性が広がりつつあることを教えてくれる映像ともなっている。

(text:cinemacafe.net)

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