『蜜蜂と遠雷』『半世界』が最多3冠 毎日映画コンクール発表
1946年(昭和21年)より開催されている、国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞「第74回毎日映画コンクール」の受賞作品と受賞者が決定。『蜜蜂と遠雷』が日本映画大賞に輝いたほか、監督賞(石川慶)、スポニチグランプリ新人賞(鈴鹿央士)と合わせて最多3冠、さらに阪本順治監督の『半世界』も女優助演賞(池脇千鶴)、脚本賞、録音賞と最多3冠を獲得した。
日本映画優秀賞には藤井道人監督の『新聞記者』が選出、女優主演賞に輝いたシム・ウンギョンと合わせて2部門で受賞。男優主演賞には『カツベン!』の成田凌が輝き、美術賞と合わせて同じく2部門の受賞となった。
スポニチグランプリ新人賞が贈られるのは、『蜜蜂と遠雷』の鈴鹿央士と『町田くんの世界』の関水渚。大ヒット作『天気の子』を担当した「RADWIMPS」が音楽賞。
また、一般の映画ファンが選ぶ「TSUTAYAプレミアム映画ファン賞」日本映画部門は『凪待ち』(白石和彌監督)、外国映画部門は『ジョーカー』(トッド・フィリップス監督)が獲得。『ジョーカー』は外国映画ベストワン賞にも選ばれている。
表彰式は、ミューザ川崎シンフォニーホールで2月13日(木)