小林聡美&桜沢エリカがサイン会 「聡美ちゃんの映画はいつもお腹がすきます」
(Photo:cinemacafe.net)
桜沢さんの原作について、小林さんは「私は美しく描いてもらいました(笑)」と語る一方で、桜沢さんは映画を「普通の状態では観られませんでしたね。自分が書いたものと照らし合わせるみたいで」と少し照れくさそう。
映画の中で描かれる母と娘の葛藤について、小林さんが「いまは“友達親子”が多いようですが、私のような昭和な人間にとって、母は母であって、分からないのは当たり前でした。『プール』の中の母娘は見たことのない関係でしたね」と言えば、桜沢さんは「私の母を下敷きにしているのは事実です。いろんな親がいるんですよ。
子供には伝えていくけれど、家にいないことはありましたよ。この歳になっても母に対する恨みはあります(笑)」と作品に込めた思いを明かした。
また、映画の中で小林さんは初めて歌を披露しているが「音楽をやっている方々は本当にすごいと思います。見られる、撮られることを前提に歌いながらギターを弾くというのは本当に大変でした」とふり返り、「そうは見えなかったですよ」という声に「一応、女優なんで」とニッコリ。最後に桜沢さんが映画をアピール。「タイ料理が食べたくなりますよ。聡美ちゃんの映画はいつもお腹がすきます」と笑顔でメッセージを贈った。
『プール』は9月12日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開。
「アロハ魂」(小林聡美著)
発売元:幻冬舎
定価:1,365円(税込)
「プール」(桜沢エリカ著)
発売元:幻冬舎
定価:1,000円(税込)
■関連作品:
プール 2009年9月12日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開
©プール商会
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