2020年1月27日 14:30
『マレフィセント2』ファンタジックな二つの国の対比に注目
アンジェリーナ・ジョリーを主演に迎えたファンタジー・アドベンチャー『マレフィセント2』。
本作の舞台は、大きな城がそびえ立ち人々が住むアルステッド国と、マレフィセントやカラスのディアヴァルなどの妖精たちが住むムーア国。色鮮やかで美しく、ファンタジックな二つの国は、最新の技術で前作を超える素晴らしい映像美で作り出された。今回はそんな世界観のもととなったコンセプトアートが公開された。
マレフィセントら妖精たちが暮らす国は前作からアップデート
ムーア国の壮大な自然の中にマレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)がたたずむこのアートを見ると、マレフィセントに仕える忠実なカラス、ディアヴァル(サム・ライリー)からオーロラ姫(エル・ファニング)の婚約を聞くシーンなどが思い浮かぶ人も多いのでは?
プロダクション・デザイナーを担当したパトリック・タトポロスは、ムーア国のイメージを崩さないように前作を見直してから制作に取り組んだというが、それと同時に、新しい城や街並みに合わせたデザインになるようアップデートしていると語る。
また、アルステッド国にある王妃イングリス(ミシェル・ファイファー)の城については、ゴシック的な要素を取り入れた中世の城に仕上げたとタトポロスが言う通り、オーロラ姫のゲストルームとなった部屋や王が眠る王室は、煌びやかな装いと大きな家具やベッドが並ぶ豪華絢爛な造りになっている。