2020年2月5日 16:00
絶滅寸前の渡り鳥を救う…ニコラ・ヴァニエ監督最新作『グランド・ジャーニー』公開
『狩人と犬、最後の旅』『ベル&セバスチャン』のニコラ・ヴァニエ監督の最新作が邦題を『グランド・ジャーニー』として公開されることが決定した。併せて、ポスターと予告編が解禁となった。
■ストーリー
クリスチャンは一風変わった気象学者で、フランス・カマルグで雁の研究をしている。超軽量飛行機を使い、渡り鳥に安全な飛行ルートを教えるという、誰もが無茶だと呆れるプロジェクトに夢中だ。
そんな変わり者の父親と大自然の中で過ごすバカンスなど、オンラインゲームに夢中な思春期の息子・トマにとっては悪夢でしかない。湿地に囲まれたWi-Fiもつながらない田舎で暇を持て余したトマは、ある出来事をきっかけにその無謀なプロジェクトに協力することに。こうして父子と渡り鳥たちの驚くべき冒険がはじまった―。
■実話に基づく父子の奇跡の旅描く!ニコラ・ヴァニエ監督最新作
監督を務めたのは、世界的ベストセラー「アルプスの村の犬の少年」を実写映画化した『ベル&セバスチャン』で映画監督として高く評価され、自身も冒険家であるニコラ・ヴァニエ。エミー賞を受賞したBBCドキュメンタリーシリーズ「Earthflight」や『WATARIDORI』の制作にも関わった活動家クリスチャン・ムレクの実話を基に、絶滅危惧種の渡り鳥を救うため、ノルウェーからフランスまで超軽量飛行機を使って安全な渡りのルートを飛行するという驚くべき挑戦に挑む父と子の奇跡の旅を描いている。