シャイア・ラブーフ「自分のことしか考えられない俳優だった」新作で得た境地明かす
『リトル・ミス・サンシャイン』のプロデューサー陣のもと、新人ザック・ゴッツァーゲンとハリウッドの豪華俳優陣で贈る『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』。この度、シャイア・ラブーフが過去の現場をふり返りながら、この愛すべき新作について語るコメントがシネマカフェに到着した。
アメリカ南部を舞台に人生で一度きりの特別な旅に出る冒険物語を描いたのは、本作が長編初監督となるタイラー・ニルソンとマイケル・シュワルツ。2人が書き上げた脚本は、『リトル・ミス・サンシャイン』『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』など多くのインディペンデント映画の良作を生み出してきたプロデューサー陣の心を掴み、映画化が実現した。
監督・キャスト同士が深く関わりあって、本作を作り上げてきたと語るシャイア。とはいえ、いままでは現場でも監督の指示をあまり聞いてこなかったと過去をふり返る。「私は自分のことしか考えられないタイプの俳優でした。私と仕事をしたことのある監督たちに聞けばわかりますが、彼らとの関わりは、ほとんどありませんでした。
監督の言うことに合わせようとしなかったし、話もあまり聞いていませんでした。現場が与えてくれるものに心を開くこともありませんでした」。