サム・ライミ、『ドクター・ストレンジ2』の監督として契約交渉中か
トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』シリーズを監督したサム・ライミが、久々にアメコミ作品を手掛けるかもしれない。MCU映画『ドクター・ストレンジ』の続編となる『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』(原題)の監督候補として、契約交渉中だという。「Variety」誌が報じた。
同誌は先月初旬に、前作の監督を務め、続投予定だったスコット・デリクソンが「クリエイティヴ面での意見の相違」から降板したことを伝えていた。デリクソンは製作総指揮としては残るという。続編の製作は今年5月から開始予定のため、スタジオ側は迅速に新たな監督を決めたい考え。
デリクソンはツイッターで「サム・ライミとは一緒に働いたことがある。映画業界の中で、最も人柄のいい人の1人だし、監督としても“生きる伝説”みたいな人。
ドクター・ストレンジを引き継ぐ人として最高のチョイスだね」と“後任”のライミ監督に太鼓判を押している。
ライミ監督は、『スパイダーマン』3部作を撮り終えた後(2007年)、これまで長編作品でメガホンを取ったのは『スペル』(2009年)と『オズ はじまりの戦い』(2013年)