世界が熱狂!ドラン、アリ・アスターら30代の才能溢れる映画監督たち
2009年の衝撃のデビューから、新作を発表するたびに世界の映画祭を席巻し、『Mommy/マミー』でカンヌ国際映画祭審査委員賞を受賞、前作『たかが世界の終わり』では同グランプリの栄誉に輝いたグザヴィエ・ドラン。これまで、1作ごとに表現を研ぎ澄まさせ、“母と息子”や“同性愛”という主題を繰り返し問い続けた彼は、30歳という若さながら留まることなく進化し続ける若き天才。
最新作となる『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』の公開を控えるドランに加え、新時代の映画を担う者として話題作を作り続け、世界が熱狂する同世代監督の作品が今年相次いで公開される。
「恐怖映画の新たな神」―TimeOut誌
『ミッド・サマー』アリ・アスター(33歳)
1986年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)でMFA(美術修士号)を取得。自身初の長編映画となった『ヘレディタリー/継承』(’18)はサンダンス映画祭で上映され批評家が絶賛、世界中で「21世紀最高のホラー映画」とまで評された。同作はサターン賞を受賞したほか、ゴッサム賞、ブロードキャスト映画批評家協会賞、インディペンデント・スピリット・アワード、オンライン映画批評家協会賞など多数の映画賞にノミネートされ、主演のトニ・コレットは数々の主演女優賞を受賞した。