2020年3月1日 17:00
闇と色彩が渦巻く鮮烈なビジュアル『鵞鳥湖の夜』5月公開
『薄氷の殺人』でベルリン国際映画祭金熊賞(グランプリ)、銀熊賞(男優賞)をW受賞し、世界中の映画ファンを唸らせた中国の気鋭監督ディアオ・イーナンの5年ぶりとなる新作『WILD GOOSE LAKE』(英題)が、『鵞鳥湖(がちょうこ)の夜』として5月29日(金)より公開されることが決定した。
第72回カンヌ国際映画祭で、パルムドールのポン・ジュノ監督作品『パラサイト 半地下の家族』と並び、アジア発の衝撃をもたらし、絶賛を博した本作。
前作『薄氷の殺人』に続いてイーナン監督とコンビを組んだ撮影監督トン・ジンソン、照明監督にウォン・カーウァイ監督作品『花様年華』『2046』のウォン・チーミン。美術には『ロングデイズ・ジャーニー この世の涯てへ』のリュウ・チアン。
主人公チョウには、ジャッキー・チェンと共演した歴史大作『1911』や「琅ヤ榜 ~麒麟の才子、風雲起こす~」などで知られる人気俳優フー・ゴー。さらに、『薄氷の殺人』で主演を務めたグイ・ルンメイ、リャオ・ファンが再共演を果たし、中華圏を代表するキャスト、スタッフが集結した。
中国の知られざるアンダーグランドの犯罪や社会の底辺で生きる人間たちの現実をあぶり出し、本国チャートで初登場2位を記録する異例の大ヒットに。