古田新太×松坂桃李、実写映画初共演!吉田恵輔監督が現代社会の“空白”描く

『ヒメアノ~ル』や『犬猿』、『愛しのアイリーン』でその才能を見せつけた吉田恵輔が監督・オリジナル脚本で挑む『空白』の製作が決定。併せて、キャストの古田新太、松坂桃李と監督のコメントが解禁となった。
■ストーリー
全てのはじまりは、よくあるティーンの万引き未遂事件。スーパーの化粧品売り場で万引き現場を店主に見られ逃走した女子中学生、彼女は国道に出た途端、乗用車とトラックに轢かれ死亡してしまった。女子中学生の父親は「娘が万引きをするわけがない」と信じ、疑念をエスカレートさせ、事故に関わった人々を追い詰める。
一方、事故のきっかけを作ったスーパーの店主、車ではねた女性ドライバーは、父親の圧力にも増して、加熱するワイドショー報道によって、混乱と自己否定に追い込まれていく。真相はどこにあるのか――?少女の母親、学校の担任や父親の職場も巻き込んで、この事件に関わる人々の疑念を増幅させ、事態は思いもよらない結末へと展開することに…。
■吉田恵輔オリジナル脚本、「全員被害者・全員加害者」の物語
本作は、ある死亡事故から現代社会の“空白”を映し出す「全員被害者・全員加害者」の物語。現代における人と人のつながりや家族の絆、そしてメディアの正体を浮き彫りにし、「何が本当なのか」