ジェシカ・チャステイン出演シーンが全カット『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』幻の本編映像
グザヴィエ・ドラン監督がハリウッドの豪華キャストとタッグを組んだ『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』。この度、当初4時間あったという本編から泣く泣く出演シーンが全カットされた、ジェシカ・チャステインの幻の本編映像が公開された。
ナタリー・ポートマン、スーザン・サランドン、キャシー・ベイツら豪華アカデミー賞女優たちが参加している本作。実はもともと、『ゼロ・ダーク・サーティ』(主演女優)『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』(助演女優)でアカデミー賞にノミネートされ、『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』『女神の見えざる手』などでも知られるジェシカ・チャステインも出演していた。
その役柄は、人気スターのジョン(キット・ハリントン)と少年ルパート(ジェイコブ・トレンブレイ)との“秘密の文通”をスキャンダルとして世間に報じたゴシップ誌の編集長。
今回解禁になる、本編で見ることができないジェシカ出演シーンでは、ジョンがスキャンダルを報じた編集部に乗り込んでいく様子が描かれている。
「難しい決断だった」ドラン監督、「いつかまた彼女と作品を作りたい」
撮影2年、完成までに10年かかった本作についてドラン監督は、「作品のアイデアが浮かんだのは、10年前に『マイ・マザー』を監督していた時。
それから5年間頭の中で構想を練り、脚本を書き始めた。もともと僕は駆け足で映画を作るタイプで、いつもは2カ月ほどで編集してしまうんだけど、この作品は違った。撮影に2年かけたことなんて初めてだけど、それだけ今回は僕にとって特別な作品なんだ」と言う。
「今回も自分が書いた脚本で撮影したんだけど、全部で160ページもあったから、はじめは本編が4時間あったんだ。撮影にじっくり時間をかけたことによって、映画作りの新しい側面を学ぶことができた。苦しい時期もあったけど、何よりこれまでとは違う方法を発見できたのは新鮮だったよ」と、もともと4時間あったという本編の撮影をふり返る。
さらにジェシカの出演シーンについて、「もともとは“ヒーローと悪”のような構図を考えていたから、彼女はスターを苦しめるゴシップ誌の編集長として出演してもらったんだ。でも4時間の本編を短くする必要があり、彼女が出演したシーンや役柄をカットすることにした」と告白。
「ショービジネス界の話ではありながら、核にあるのは母と息子の話だったり、少年時代の夢についてだから。とはいえ、初期の段階からこの作品のプロジェクトにかかわってくれていたジェシカのシーンをカットするのは難しい決断だった。でも彼女は才能もあると同時にとても賢い人だから、きちんと説明し広い心で理解をしてくれたんだ。いつかまた彼女とは作品を作りたいと思っているよ」と苦汁の決断だったことを明かし、ジェシカも理解を示してくれたと語っている。
『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』は3月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
ジョン・F・ドノヴァンの死と生 2020年3月13日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
©2018THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
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