ニコラス・ケイジ&エヴァ・メンデス、波紋を呼ぶ一作を引っさげヴェネチア入り
(Photo:cinemacafe.net)
本作は、ニュー・ジャーマン・シネマの代表的監督、ヴェルナー・ヘルツォークが手がける犯罪ドラマで、ケイジ扮するアルコール&薬物中毒の刑事が、移民一家を狙った殺人事件の真相を追う姿を描く。そのタイトルからも、1992年のカンヌ映画祭で上映後にそのショッキングな内容から賛否が分かれた、アベル・フェレーラ監督の『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』(’92)のリメイクとされてきたが、記者会見でこのことについて聞かれると、ヘルツォーク監督は、「その作品を観たこともなければ、フェレーラ監督のほかの作品も観たことはない」と一蹴した。
奇しくもフェレーラ監督も新作ドキュメンタリー「Napoli,Napoli,Napoli」を携えて映画祭に滞在中だが、本作の製作に関わったフェレーラ監督側の人々は全て「地獄に堕ちればいい」と怒りを露にしているという。一方で、ヘルツォーク監督はあくまで本作がリメイクでないことを強調し、「会ってウィスキーを交わせば、すぐに解決するでしょう」と語った。
また、同日行われたワールド・プレミアにも揃って登場した一同。エヴァは胸元の開いた黒のセクシードレス、ニコラスも黒のスーツで共にシックな装いで作品の晴れ舞台を祝した。
ヴェネチア国際映画祭は今月12日まで開催。
果たしてコンペティションを制するのは?
■関連作品:
第66回ヴェネチア国際映画祭 [映画祭]
■関連記事:
M・ムーア、ヴェネチアに殴りこみ!ドキュメンタリー作品初のコンペ部門出品
塚本晋也最新作、ヴェネチア国際映画祭出品決定初コンペ出品の快挙!
関連リンク
-
new
東京宝塚劇場の宙組公演、29日から再開 主要な出演者が体調不良でXmasから休演 水美舞斗の一部復帰も伝える
-
new
実父の葬儀を欠席し、浮気に夢中の夫「楽しんでるから邪魔するなw」妻「わかった」だが、帰宅した瞬間「そんな馬鹿な…」
-
new
また相談にのってね!「ハートの絵文字」は罠⋯?優しい夫をロックオンした同僚が仕掛ける地雷に読者「ヤバい予感しかない」
-
new
宇賀神メグアナ、「とうとうこの日が」同期3ショット公開 田村真子アナと来年1月退社・良原安美アナに寄せ書き贈る「美人三姉妹」
-
本編未収録のアドリブも…永瀬廉&ロウン、新バディ映像公開『映画ラストマン -FIRST LOVE-』