2020年3月14日 16:00
『AKIRA』4Kリマスター版、IMAXで上映決定
アニメーション映画の常識を覆した、原作&監督・大友克洋による伝説の劇場アニメーション『AKIRA』(’88)。この度、その4Kリマスター版が奇しくも劇中で舞台となっている2020年にIMAX(R)での上映が決定した。
「ヤングマガジン」(講談社)にて1982年12月より連載が開始された「AKIRA」。その独創的な世界観を持ったコミックは、国内はもちろん海外にまでその名を広め、書籍・キャラクターグッズなど驚異的な数字を記憶し、世界的なセールスに成功したマンガ史に残る傑作のひとつ。
その原作者・大友克洋氏自らが監督を務め、製作期間3年、総制作費10億円という、当時のアニメーションでは考えられないほどの時間と労力、そして最高のアニメーション技法を惜しげもなく費やして1988年に誕生したのが『AKIRA』。
舞台は、1988年7月、関東地区に新型爆弾が使用され、第三次世界大戦が勃発した後の世界。その31年後、2019年東京湾上に構築されたメガロポリス、ネオ東京はオリンピック開催を翌年に控えている、という設定。
最高機密「アキラ」を中心として現代の政治と宗教が入り組み、荒廃した都市でバイクを駆るカネダをはじめとする若者たちのエネルギーが炸裂。