マット・デイモン、主演するソダーバーグ監督の新作を携えてヴェネチア映画祭に登場!
(Photo:cinemacafe.net)
『The Informant!』は、90年代にアメリカの穀物商社の不正を内部告発し、FBIに協力した同社重役、マーク・ウィタカーの実話を基にした作品で、マットは30ポンド(約14キロ)増量して撮影に臨んだ。ソダーバーグのオスカー受賞作『トラフィック』やプロデューサーとして参加した『シリアナ』のようにシリアスな作風かと思いきや、本作はブラック・コメディ。FBIのおとり捜査に協力するウィタカーをマットは楽しそうに演じている。
今年の映画祭コンペティション部門には日本の塚本晋也監督の『TETSUO THE BULLET MAN』も出品されているが、『The Informant!』はコンペ外での上映。前日はルチアナ夫人と一緒にゴンドラに乗ってロマンティックな夜を過ごすなど、マットはバカンスも兼ねたヴェネチア滞在を満喫しているようだ。
(text:Yuki Tominaga)
6日、妻のルシアナと一緒にヴェネチアでの夜を過ごしたマット・デイモン。
© AFLO
■関連作品:
TETSUO THE BULLET MAN 2010年、全国にて公開
第66回ヴェネチア国際映画祭 [映画祭]
■関連記事:
塚本晋也、深夜のヴェネチアを興奮の渦に「レッドカーペット歩けるのはすごいこと」
ニコラス・ケイジ&エヴァ・メンデス、波紋を呼ぶ一作を引っさげヴェネチア入り
M・ムーア、ヴェネチアに殴りこみ!ドキュメンタリー作品初のコンペ部門出品
塚本晋也最新作、ヴェネチア国際映画祭出品決定初コンペ出品の快挙!
世界のツカモト、全篇英語で挑んだ21世紀版『鉄男』で“全世界同時”会見