「僕は変われる?」ある考えに囚われてしまった少年の成長物語…『その手に触れるまで』予告編
カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品8連続の快挙となったジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督作『その手に触れるまで』より、感動的なドラマを予感させる予告編とポスタービジュアルが公開された。
本作の主人公は、どこにでもいるゲーム好きの普通の13歳の少年アメッド。しかし、尊敬するイスラム指導者に感化され、過激な思想にのめり込んでしまう。
今回到着した映像では、アメッドがナイフで“イスラムの敵”と考える学校の先生・イネスに襲い掛かるシーンから幕を開ける。
そんな狂信的な考えに囚われてしまった少年は、母親が心配する中、熱心に礼拝所へ通い、過激なイスラム思想に感化され、イネスを拒んでいく。しかし、中盤からは彼の心が変わりつつあるような様子も覗くことができる。
さらに同時に公開されたポスタービジュアルには、何かを見つめるアメッドの表情が切り取られた写真がメインに。そして、アメッドと登場人物たちとの交流が写し出された場面写真も配置されている。
『その手に触れるまで』は5月22日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。
(cinemacafe.net)
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