くらし情報『A・バンデラス、過去の“痛み”から愛を知る『ペイン・アンド・グローリー』予告』

2020年3月27日 18:30

A・バンデラス、過去の“痛み”から愛を知る『ペイン・アンド・グローリー』予告

Photo by cinemacafe.net

主演のアントニオ・バンデラスがカンヌ国際映画祭男優賞に輝き、アカデミー賞にもノミネートされたペドロ・アルモドバル監督最新作『ペイン・アンド・グローリー』。待望の予告編が解禁となった。

アルモドバル監督自身のキャリアにおける葛藤も含め、自伝的な部分に迫った本作。バンデラスがまさにその分身ともいえる映画監督役を演じ、キャリア最高の演技と称賛を受けている。

解禁となった予告編では、創作意欲も果て「ただ生きてる」と孤独の中に深く潜り込む映画監督のサルバドール(アントニオ・バンデラス)が幼い頃の記憶を辿っていく姿が。

太陽光の降りそそぐ白い岩肌の洞窟の家での生活、貧しくてもたくましく生きる美しい母(ペネロペ・クルス)の横顔。現実と回想を行き来しながら、過去の“痛み”との再会を経て、もう一度生きる力を呼び覚まそうとする。そして新たに彼の心に訪れたものとは…?


予告にも流れる、イタリアの人気女性シンガーのミーナがドラマティックに歌う「Come sinfonia」は、本編では幼少時代の水彩画のスケッチシーン全体に流れる。
アルモドバル監督は「ミーナの存在感は私を感動させてくれる芸術家であり、家族のような存在。

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