ムヒカ大統領「命を愛するための投資」が必要…『世界でいちばん貧しい大統領』本編映像
国民に愛されたホセ・ムヒカ大統領の波乱万丈な人生を描く感動ドキュメンタリー『世界でいちばん貧しい大統領愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』。この度、本作の特別本編映像が到着した。
収入の大半を貧しい人々のために寄付し、職務の合間にはトラクターに乗って農業に勤しむ、一見風変わりな南米ウルグアイの第40代大統領ホセ・ムヒカ。そんな彼の姿に憧れるエミール・クストリッツァ監督が、2014年から撮影を開始し、大統領としての任期満了する感動の瞬間までをカメラに収めた。
公開直前の今回到着した映像では、クストリッツァ監督が自らインタビュアーとなり、ムヒカに質問、笑い合う様子が収められている。
「もし800億ドル持っていたら?」とムヒカに質問を投げかけるクストリッツァ監督。これにムヒカは、あり得ないと前置きしながら「だまされないよう必死に警戒するだろう。それを心配するだけの人生だ」とジョークを飛ばす。
そして「人類に必要なのは命を愛するための投資だ」と語り始めるムヒカ。サハラ砂漠やパタゴニアなどに触れ、気候変動対策について言及。「年寄りが金を貯め込んだり、高価な車を生産したりする代わりに、世界一乾いた砂漠の気候を変える。