くらし情報『蒼井優「常に自分を疑いながらの撮影」ラブ・サスペンスドラマ「スパイの妻」完成』

2020年5月21日 17:45

蒼井優「常に自分を疑いながらの撮影」ラブ・サスペンスドラマ「スパイの妻」完成

Photo by cinemacafe.net

黒沢清監督が蒼井優を主演に迎え、スーパーハイビジョン“8K”で撮影するドラマ「スパイの妻」がこのほど完成したことが分かった。

1940年、太平洋戦争前夜の神戸。福原聡子(蒼井優)は満州へ赴いていた夫・優作(高橋一生)の帰りを待ちわびていた。ところが帰国後、幼なじみの憲兵・津森泰治(東出昌大)から呼び出され、夫が満州から連れ帰った女の死を告げられる。嫉妬心に駆られた聡子は、夫の行動を疑う中、彼が持ち帰った重大な秘密を目にしてしまう――。

本作は、戦争という時代のうねりに翻弄されながらも、自らの信念と愛を貫く女性の姿を描くラブ・サスペンスドラマ。主演の蒼井さんと高橋一生が夫婦役で共演するほか、坂東龍汰、恒松祐里、みのすけ、玄理、東出昌大、笹野高史らが出演している。

今回の完成を受けて、神戸の貿易商の夫をもつ福原聡子役を演じた蒼井さんは「この時代の女性を演じるのは今回が初めてだったのですが、思い描いたところに自分が行けているのか、どこか感覚が凝り固まっているのではないか、と常に自分を疑いながらの撮影でした」と慎重に撮影を行ったよう。


また「黒沢監督は、立ち位置と動きを決めてくださって、そこからどうするかは、演じる側の俳優に委ねられるため、終始『正解は何だろう?』と思いながら演じていました。

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