ナオミ・ワッツ&ティム・ロスの口論シーン『ルース・エドガー』本編映像
17歳の黒人の高校生の知られざる内面に迫り、人間の謎めいた本質とアメリカの現実をえぐるサスペンスフルなヒューマンドラマ『ルース・エドガー』。この度、ナオミ・ワッツとティム・ロス演じる主人公の養父母の言い争いを捉えた本編映像が解禁となった。
今回解禁された本編映像では、女性教師ウィルソンから養子であるルースは危険人物の疑いがあると告げられたことを発端に、ナオミ・ワッツ演じる母親エイミーとティム・ロス演じる父親のピーターが言い争う姿を捉えている。
「悪化したら?レポート、花火、脅し…」と息子の悪事がエスカレートするのではないかと心配するピーターに対し、「あの子が何をすると?ルースはいい子よ」と息子に味方するエイミー。ルースへの疑念を巡り意見が食い違う2人の様子が映し出されている。
監督が2人の演技力を信頼した上でのキャスティングなので結果論ではあるが、この2人が夫婦役というのは、ミヒャエル・ハネケ監督の『ファニー・ゲーム U.S.A.』を思い起こし、映画ファンなら「何か不吉なことが起きるのでは?」と想像してしまうようなシーンとなっている。
映像の後半ではケルヴィン・ハリソン・Jr演じるルースも登場。