2020年6月10日 14:00
ダニエル・ラドクリフ、J.K.ローリングの反トランスジェンダーツイートを謝罪
過去にも「反トランスジェンダー」的な行動で批判されたことのあるJ.K.ローリングが、再びトランスジェンダー嫌悪と取られるツイートを行い、炎上している。
事の発端は、ローリングがツイッターに「意見:新型コロナウイルス後の世界を、生理がある人たちにとってより平等なものにするために」という記事を引用し、「“生理がある人たち”という人を表す言葉があったはずでしょう?だれか教えて」ととぼけたように疑問を投げかけ、それが「女性(Women)」であることを示唆したのだった。
これを受け、ダニエル・ラドクリフが反応し、LGBTQ+の若者たちを支援する「The Trevor Project」にエッセイを寄稿した。「ジョー(ローリング)は間違いなくぼくの人生を導いてくれた人だけれど、ぼくはこの10年間誇りを持って『The Trevor Project』に携わってきたし、それにただ一人の人間として、いま何かを言わざるを得ないと感じました」と声を上げる理由をつづった。
「トランスジェンダーの女性は、女性です」とはっきりと言い切るダニエル。「これに反対することは、トランスジェンダーの人々からアイデンティティと尊厳を抹消するということ。