2020年6月10日 16:00
ドイツ震撼『コリーニ事件』凶器から結末を推理したくなる本編映像公開
新米弁護士が戦後ドイツの“不都合な真実”に直面していく『コリーニ事件』。今回、本作の事件で使用された“凶器”に秘密が隠されていることが分かる本編映像が到着した。
経済界の大物実業家を殺害したイタリア人労働者のコリーニ(フランコ・ネロ)。ベルリンにある高級ホテルのスイートルームで、被害者の頭に3発もの銃弾を撃ち込んで殺害したとみられる事件。被害者とコリーニに接点はなく、彼が事件について口を堅くつぐんでいるので動機も不明。このままでは死刑廃止国であるドイツでは、最高刑にあたる終身刑を科されることになる。
そんなコリーニを助けようと、新米弁護士のライネン(エリアス・ムバレク)は奮闘するが、弁護側には証拠もなく裁判はうまく進んでいない。そんな最中、コリーニが殺害に使用した凶器がワルサーP38という古い銃であることが判明する。
なぜ、コリーニは入手困難で扱いも難しい銃をわざわざ選んだのか?凶器に違和感を感じ、殺人につながる糸口をつかんだ様子のライネンは――?
今回到着した本編映像に登場する凶器、ワルサーP38とは、第二次世界大戦中にドイツ軍によって広く使用された古い銃。映像で専門家の女性が言うように、現代では簡単に手に入れられない代物となっている。