山崎賢人、初時代劇! 園子温原案協力『狂武蔵』9年の時を経て完成
坂口拓が9年前に撮影し、日の目を見ぬまま眠っていた侍映画『狂武蔵』が8月21日(金)より公開。その本作に、山崎賢人が出演していることが判明、ポスタービジュアルも到着した。
1604(慶長9)年、9歳の吉岡又七郎と宮本武蔵との決闘が行われようとしていた。武蔵に道場破りをされた名門吉岡道場は、すでにこれまで2度の決闘で師範清十郎とその弟伝七郎を失っていた。面目を潰された一門はまだ幼い清十郎の嫡男・又七郎殿との決闘を仕込み、一門全員で武蔵を襲う計略を練ったのだった。一門100人に加え、金で雇った他流派300人が決闘場のまわりに身を潜めていたが、突如現れた武蔵が襲いかかる。突然の奇襲に凍りつく吉岡一門。そして、武蔵1人対吉岡一門400人の死闘が始まる――。
映画監督・園子温が原案協力し、『GANTZ』『キングダム』でアクション監督を務めた下村勇ニがメガホンを取った本作は、坂口さんが独りで400人の相手を斬り捨てるという、前代未聞かつ実験的とも言えるアクションに挑戦。77分ワンシーン、ワンカットで撮影し、400人と本気で殺し合う宮本武蔵を、坂口さんは命を削って挑んだ。
そして、坂口さんとは『キングダム』で共演している山崎さんが今作で演じるのは、親友・吉岡清十郎を武蔵に討たれたことにより深く悲しみ、その仇討ちに燃える武士・忠助。