祖国を売った母が息子に「弁護を」…ジュディ・デンチ主演『ジョーンの秘密』8月公開&本編映像
イギリス映画界を代表する名女優ジュディ・デンチを主演に迎え、イギリス史上、最も意外なスパイの実話を映画化した『ジョーンの秘密』が、8月7日(金)に公開されることが決定。併せて、本編映像も解禁された。
米アカデミー賞に7度ノミネートされ、『恋に落ちたシェイクスピア』で助演女優賞を獲得。80歳を超えてなお、数々の作品に出演し続けている、イギリス映画界・演劇界の至宝、ジュディ。そんな彼女が本作で演じるのは、核開発の機密情報をロシアのKGBに漏洩していた“核時代最後のスパイ”だったとMI5に暴かれ、半世紀以上も前の罪で突然逮捕された80代の老女ジョーン。
今回、解禁された本編映像は、取調室で隣に座る息子のニックに「謝るわニック」と静かに謝罪するジョーンの横顔から始まる。「捕まったことを?」と尋ねるニックに、「全てよ」と答えるジョーン。
こみ上げる感情を堪えるように天井を仰ぎ見ながら「謝罪じゃ足りない」とニックが吐き捨てると、弁護士でもあるニックにジョーンは「お願いがあるの裁判になったら弁護を担当してくれない?罪は認める偽証は頼まない」と依頼するという、こちらの胸が痛くなるような親子のやりとりが続く。
そして、「偽証は犯罪だからな情状酌量を訴えるしかない」と弁護士として考えながらも、祖国を裏切っていたという母にかけられた思いもよらぬ疑惑と、その罪の大きさ、自身の知らない母の過去に耐え切れず、「なぜこんなことを?」「世界を救いたくて国家機密を残忍な指導者に?」と激高するニック。
そんなニックに、ジョーンも「あなたは信念に生きるでしょ私も同じよ」「彼の本性を知らなかった」と必死に訴えるが、「ねえニック弁護を?」と尋ねるジョーンにニックは「分からない」と冷たく答える。
事の重大さに事態を飲み込めないニックと、頼れるのは息子だけ…というジョーン、理解するにはあまりにも短い時間と、伝えきるにはあまりにも短い言葉が、2人の間にただ流れていくシーンに、思わず引き込まれてしまうこと請け合いだ。『ジョーンの秘密』は8月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開。
(text:cinemacafe.net)
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