ハリウッドの“音”の歴史を網羅、ドキュメンタリー『ようこそ映画音響の世界へ』公開
ハリウッドの映画音響に焦点を当てた世界初のドキュメンタリー映画『Making Waves(原題)』が、邦題を『ようこそ映画音響の世界へ』として公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルが解禁となった。
映画音響と一言でいってもその中身は広く、登場人物の声はもちろん、環境音や効果音、音楽など、映画における“音”の全てを指す。本作では、著名で独創的な監督たちや映画音響界のレジェンドを始めとした、その道のスペシャリストたちへのインタビューと共に、“音”が映画にもたらす効果と重要性に迫っていく。
インタビュー出演は、ジョージ・ルーカス、スティーヴン・スピルバーグ、ソフィア・コッポラ、デヴィッド・リンチ、ライアン・クーグラー、アン・リー、クリストファー・ノーラン、『スター・ウォーズ』などを手掛けたベン・バート、『地獄の黙示録』などで知られるウォルター・マーチ、『ジュラシック・パーク』などに携わったゲイリー・ライドストロームなど。
1927年に初めてのトーキー映画『ジャズシンガー』が誕生して以降、映画音響はいま現在も日々発展し続けている。そんな映画音響の進化において大きな偉業を残した、『キング・コング』『市民ケーン』『鳥』『ゴッドファーザー』といった往年の傑作から、第91回米アカデミー賞で最多ノミネートとなった『ROMA/ローマ』や、今年続編が公開されることでも話題の『ワンダーウーマン』といった近年の名作映画の映像をふんだんに使って知られざる映画音響の歴史を紹介する。