くらし情報『ホロコーストを生き延びた少年が人間の悪意に立ち向かう…『異端の鳥』壮絶な予告編』

2020年7月21日 14:00

ホロコーストを生き延びた少年が人間の悪意に立ち向かう…『異端の鳥』壮絶な予告編

Photo by cinemacafe.net

昨年のヴェネチア国際映画祭で『ジョーカー』以上の話題を集めた問題作『異端の鳥』。新型コロナウイルスの感染拡大による影響で公開延期となっていたが、新たに公開日が10月9日(金)に決定。主人公の幼い少年を容赦なく襲う人間が持つ悪意を捉えた、モノクロの日本版予告編が解禁された。

第二次世界大戦中、ナチスのホロコーストから逃れるために、たった1人で田舎に疎開した少年が差別と迫害に抗いながら強く生き抜く姿と、“異端”である少年を徹底的に攻撃する“普通の人々”を赤裸々に描いた本作は、ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門で上映されると、少年の置かれた過酷な状況が賛否を呼び、途中退場者が続出。しかし、同時に10分間のスタンディングオベーションを受けユニセフ賞を受賞し、同映画祭屈指の話題作となった。

その後も多くの批評家から絶賛を浴び、本年度アカデミー賞国際長編映画賞のチェコ代表に選出、本年度のチェコ・アカデミー賞(チェコ・ライオン)では最多の8部門を受賞した。

予告編では、主人公の少年が大切そうにフェレットを抱え、息を切らしながら懸命に何者かから逃げようとする映画のオープニングシーンで幕を開ける。

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