2020年7月29日 19:00
ルーカス・ヘッジズ、『ハニーボーイ』出演の決め手はシャイア・ラブーフ「影響を大いに受けている」
2019年サンダンス映画祭を皮切りに世界の映画祭で絶賛の嵐を巻き起こした『ハニーボーイ』。本作でノア・ジュプ演じる“人気子役”の主人公オーティスの10年後を演じたルーカス・ヘッジズが、作品出演に至った経緯と役作りの過程についてのエピソードを語った。
子役から一躍ハリウッドスターの仲間入りをしたのち、アルコール依存に陥り、更生施設に入ることに。そこで苦悩の元凶が父親であることに気づき、もがきながらも向き合おうとする青年期のオーティスを演じているルーカス。
名作『ギルバート・グレイプ』の原作者・脚本家で、『アバウト・ア・ボーイ』でアカデミー賞脚色賞にノミネートされたピーター・ヘッジズを父に持つ彼は、ウェス・アンダーソン監督『ムーンライズ・キングダム』(2012)で本格的に映画デビュー。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2017)でアカデミー賞助演男優賞に初ノミネートされ、その後も『スリー・ビルボード』『レディ・バード』『ある少年の告白』など、作家性の高い話題作に出演し続け、いまや監督やクリエイターからラブコールが止まない若手実力派NO.1の人気俳優。
現在公開中の「A24」製作、トレイ・エドワード・シュルツ監督『WAVES/ウェイブス』では心に傷を抱えた少女に優しく寄りそう恋人役を好演、同じく「A24」