ピクサー、2021年夏に最新作『LUCA』を公開へ 舞台はイタリアの海辺の町
ピクサーが来年夏に公開する最新作についてツイッターで発表した。「『LUCA』をご紹介します。監督はエンリコ・カサローサ&制作はアンドレア・ウォーレン。私たちの完全に新しいこの映画で、ルカという少年がイタリアン・リヴィエラの海辺の町で、忘れられない夏を経験します。『LUCA』は2021年夏に公開です」。
カサローサ監督は長年ピクサーの作品に美術部門のスタッフとして携わってきた人物で、2011年にピクサーの短編『月と少年』で脚本を手掛け、監督デビュー。2012年のアカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされた経験を持つ。今作で長編アニメの監督デビューを飾る。
「Variety」誌によると、カサローサ監督は「この作品は、私にとってとても個人的な物語です。私が育ったイタリアン・リヴィエラが舞台であるだけでなく、映画の核(コア)が、友情を称えることにあるからです。子どもの頃の友情というのは、自分がどのような人間になりたいかという道しるべになるものです。『LUCA』の物語では、そういった友情の絆が中心になっています」とコメントしているという。
ピクサーはツイッターでイメージイラストも公開。崖の上から勢いよく海へと飛び込む2人の少年が描かれている。
(Hiromi Kaku)
赤楚衛二、スタッフから届いた“告発文”は「事実です」「最近…」