『ファヒム』天才チェス少年の“早指し”チェスシーン公開
パリへ逃れた政治難民の少年がチェスチャンピオンを目指す、フランスで起きた感動の実話を基にしたヒューマンドラマ『ファヒム パリが見た奇跡』。この度、スピード感に思わず目を奪われる本編映像がシネマカフェに到着した。
母国バングラデシュで天才チェス少年として有名だったファヒムは、8歳のときに政治難民として父と共に突然パリに移り住む。そして、自由な未来を勝ち取るため、言葉も分からず住む場所も定まらないパリで、チェスのチャンピオンを目指すことに…。
今回、シネマカフェが独占入手した映像では、すでに天才チェス少年として有名だったファヒムが、その実力をさらに磨くため、チェスのトップコーチ・シルヴァン(ジェラール・ドパルデュー)のチェススクールを訪れ、シルヴァンと自信満々に対局するシーン。
自分のチェスの腕に自信満々のファヒムだが、対局は彼には全く想定外だった“引き分け”に。しかし、ファヒムはその現実が受け入れられず、対戦終了後のシルヴァンの握手も無視してチェスを打ち続ける…。
世界に飛び出したことで、初めて厳しい現実を知ったファヒム。
その挫折を乗り越え、自らの努力で未来を切り開いていく“スタート”となるワンシーンとなっており、そのスピード感にも注目だ。