2020年8月4日 19:00
「椿の花咲く頃」ラブコメ×サスペンスに隠された心に沁みるメッセージ
今年5月に授賞式が行われた“韓国のゴールデン・グローブ賞”と呼ばれる第56回百想芸術大賞で、日本でも大ヒット中の「愛の不時着」や「梨泰院クラス」を抑えTV部門の最高賞・大賞を受賞した「椿の花咲く頃」。
Netflixで配信中の今作は、韓流の“ラブコメ女王”といわれるコン・ヒョジンと映画『ミッドナイト・ランナー』でパク・ソジュンのバディを演じたカン・ハヌルが共演。本国では20%超えの高視聴率を記録し、視聴者から「愛の不時着」「梨泰院クラス」以上の支持を集めたという。
財閥企業は登場せず、海外ロケもなく、今作はまさに真冬に色鮮やかな花を咲かせる「椿」のごとく控えめではあるものの、コロナ禍の日本においても疲弊した心を癒やす温かなドラマとしてハマる人が続出している。
ラブコメ×サスペンス、さらに心に沁みるヒューマンドラマ
元祖K-POPスター、RAIN(ピ)の2003年の初主演ドラマ「サンドゥ、学校へ行こう!」で相手役を務めて一大ブームを巻き起こし、その後も「パスタ~恋が出来るまで~」「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」「大丈夫、愛だ」などを通じて“ラブコメ女王”と呼ばれるコン・ヒョジン。