1900の超絶テクニック!『海の上のピアニスト』“完全版”より本編映像到着
日本劇場公開から20年の時を経て、色鮮やかな4Kデジタル修復版と、当時日本では公開されることのなかったイタリア完全版が公開される『海の上のピアニスト』。この度、イタリア完全版の本編映像がいち早くシネマカフェに到着した。
本作は、『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督と、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネがタッグを組んだ、海の上で生まれ、生涯一度も船を下りなかったピアニストの伝説を描く不朽の感動作。
公開されるイタリア完全版(HDリマスター)では、インターナショナル版としてカットされた40分以上のシーンが復活、トルナトーレ監督が本当にやりたかった全てを描き切った170分にも及ぶ映像となっており、タイトルやクレジットロールもイタリア語で演出されている。
またイタリア完全版では、主人公1900(ナインティーン・ハンドレッド)の幼少期のパートも長く、ピアニストとして成長していく音楽的なバックボーンが丁重に描かれており、その分演奏シーンも増えている。今回到着した映像はそんなシーンのひとつ、1900を探す親友マックスがヴァージニアン号の船内にいる場面からスタート。
そして、当時の豪華絢爛な船内の回想シーンへと変わり、1900とマックスが所属していたアトランティック・ジャズ・バンドの演奏シーンが映し出される。