レイフ・ファインズの存在感が光る、キーラ・ナイトレイ主演『オフィシャル・シークレット』
イラク戦争開戦前、英米政府の不正行為を全世界にリークした女性を描いた、キーラ・ナイトレイ主演最新作『オフィシャル・シークレット』から、本編映像がシネマカフェに到着した。
キーラ・ナイトレイ演じるキャサリンはイラク戦争を防ぐために政府の違法を告発するが、その願いもむなしく開戦。さらに、政府職員でありながら機密情報を漏洩した疑いで起訴されてしまう。
窮地に陥ったキャサリンを救おうと動きだしたのは、レイフ・ファインズ扮する人権派弁護士のベン・エマーソン。今回到着した本編映像には、キャサリンとベンが初対面するシーンが収められている。
弁護士事務所の階段を上がってくるキャサリンに、ジョン・ヘファーナン演じるスタッフのジェームズが挨拶をする。すると事務所の入口から威厳のある姿が登場し、彼がベンだと紹介される。
事務所の部屋に通されたキャサリンはベンに根掘り葉掘り確認されるが、不躾な質問も飄々とした態度で聞いてくるベンにキャサリンは不信感を隠せない。
極めつけに「君は情報漏えいによって国に対する忠誠を選んだ。政府や結婚生活や自分自身よりもね。失う物の方が大きい」と口にし、キャサリンが顔をしかめると、「これは褒め言葉だ」