『ゴーストワールド』のシニカル少女イーニド、サンフランシスコで就職!?
『ムーンライト』の「A24」と「プランB」の再タッグ作『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』に、約20年前に公開され、カルト的人気となった青春映画『ゴーストワールド』のソーラ・バーチが出演していることが分かった。
『ゴーストワールド』といえば、アメリカのティーンエイジャーのバイブルと言われた人気コミックを映画化、高校を卒業したものの進路を決めずに好きに生きる、シニカルなイーニドと幼なじみで親友のレベッカ(スカーレット・ヨハンソン)との友情と成長を描いた作品。
2001年に公開され、アカデミー賞脚色賞にもノミネート。20年近くたったいまも多くの映画ファンに愛されているが、本作『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』のメガホンを執ったジョー・タルボットもそのひとり。
『ゴーストワールド』への愛と、いかに作品に影響を受けたかを説いて憧れのイーニド役ソーラ・バーチに出演を熱烈オファー。“15年後のイーニドがサンフランシスコにあるIT企業の技術職に就職したら…”というイメージで彼女の役を作り上げていったという。
今回解禁された場面写真は、そのソーラ・バーチ演じる女性がパンキッシュな真っ赤な髪色に黒の革ジャンを着こなし、バスの中でサンフランシスコの街の不満を漏らすシーンで、その姿はまさに大人になったイーニドのよう。