『mid90s』少年たちが恐怖を乗り越え、ボードで“飛ぶ”本編シーン公開
俳優ジョナ・ヒルの初監督作『mid90s ミッドナインティーズ』から、鮮やかな青空の下、少年たちが恐怖を乗り越えてスケートボードで駆け抜けるシーンの本編映像が公開された。
90年代のロサンゼルスを舞台に、シングルマザー家庭に育った13歳の少年スティーヴィー(サニー・スリッチ)が、スケートボードを通してかけがえのない仲間たちと出会い、大人への扉を開いていく姿を描いた本作。
いつものスケートパークに集まったスティーヴィーと仲間たちは、それぞれの進学、家庭の事情、将来の仕事や夢などについて語り合っていたが、漠然とした未来への不安、自分の夢を語る恥ずかしさから、なかなか本当に素直な気持ちは明かせないでいた。
そんな中、将来はプロのボーターになる、という確固たる意思を持ったレイ(ナケル・スミス)は「穴を飛び越える」「必死にくだらないことをやる」と、いろんな迷いをふっきるかのようにファックシット(オーラン・プレナット)らボーダー仲間と共に、屋上の“大きな穴”をスケートボードで飛び越える危険な“遊び”にチャレンジする。
次々と成功するレイたちだったが、まだ滑りが得意ではない少年ルーベンは怖くなって断念。