2009年10月16日 21:54
ファッション小噺vol.115 帽子でフェロモン? 『幸せはシャンソニア劇場から』
(Photo:cinemacafe.net)
最近、帽子が気になります。かぶるためではなく、他人がかぶっている帽子が。特に男子。ベースボールキャップをかぶっている人は珍しくないけれど、食事をするときでもかぶったままの人がいます。若いお父さんにも多いのだけれど、あれっていかがなものなのでしょう?一度かぶってしまうと、髪型が崩れてしまって、もう人前では脱げないということもあるのでしょうが、やはり違和感が。食事のときぐらい、脱げばいいのにと言いたくなります。日本人にとって、帽子に関するマナーはどうなっているのでしょう。
そこで思い出したのが、映画『幸せはシャンソニア劇場から』。
1936年のフランスを舞台にしたこの作品には、帽子をかぶった男子、女子が登場します。帽子がいまよりもっと親しまれていた時代の話です。こんなかぶり方も、あんなかぶり方も素敵だなといろいろ参考に。
ただ、もし真似をするなら、やはりマナーは知っておきたいもの。女性なら、ちょこんと頭に乗せる小さいタイプは、フォーマルなアイテムとして認識されているので、食事の席でもそのままでOK。よく、皇室、王室の方々がかぶってらっしゃるあのタイプなら、ということですね。