社会運動に身を投じる若者の姿追う…ドキュメンタリー『私たちの青春、台湾』公開
台湾アカデミー賞こと金馬奨最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した、ドキュメンタリー映画『私たちの青春、台湾』が公開されることが決定。併せて、メインビジュアルと直木賞受賞作家・東山彰良の映画応援コメントが解禁となった。
2011年、魅力的な2人の大学生と出会った。ひまわり運動のリーダー陳為廷(チェン・ウェイティン)、中国人留学生で台湾の社会運動に参加する蔡博芸(ツァイ・ボーイー)。彼らが最前線に突き進むのを見ながら「社会運動が世界を変えるかもしれない」という期待が、私の胸いっぱいに広がっていた。
しかし彼らの運命はひまわり運動後、失速していく。それは監督の私が求めていた未来ではなかったが、その失意は私自身が自己と向き合うきっかけとなっていく――。
本作は、社会運動に身を投じる若者の姿を追ったドキュメンタリー。
金馬奨最優秀ドキュメンタリー賞を受賞し、授賞式で傅楡(フー・ユー)監督が涙を流しながら、「いつか台湾が“真の独立した存在”として認められることが、台湾人として最大の願いだ」とスピーチをしたことは大きなニュースとなった。
ひまわり運動は、23日間に及ぶ立法院占拠、統率の取れた組織力、全世界に向けたメディア戦略で、まれにみる“成功”をおさめたといわれている。しかし立法院内では、一部の指導者たちによる決議に対する不満など、理想の“民主主義”の困難さに直面し、多くの課題を残していた。
雨傘運動前の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)、周庭(アグネス・チョウ)との交流など、カメラは台湾、香港、中国の直面する問題、海を越えた相互理解の困難さ、民主主義の持つ一種の残酷さを映し出していく。
台湾出身の直木賞受賞作家・東山彰良は映画応援コメントとして、「突き進む者と、それを記録する者。その裏側にある個人的な憂鬱と後悔。それでもなにかを正したいと願う若者たちの想いは、こんなにも純真でまぶしい」と語っている。
今回解禁されたメインビジュアルには、「きみの笑顔の先に、未来をみた」というコピーが2人の若者の後ろ姿の間に配置され、「黄」をベースに切り取られた台湾の街並みが印象的な1枚に仕上がっている。
また映画公開にあわせ、傅楡監督の人生と台湾の民主化の歩みを書いた、「わたしの青春、台湾」(五月書房新社)邦訳版が、10月23日(金)に発売されることが決定している。『私たちの青春、台湾』は10月31日(土)よりポレポレ東中野ほか全国にて順次公開。
(text:cinemacafe.net)
提供元の記事
関連リンク
-
new
中村海人、”甥っ子&姪っ子”とのほんわか3ショットに反響「叔父さんというよりお兄さん」 ドラマ『夫に間違いありません』オフショット
-
「感動」「本当に変化しているようでした」鈴木亮平&松山ケンイチ、シンクロに注目のメイキング公開「リブート」
-
《2月1日 英語字幕特別上映イベント ご取材のお願い》地域発信インディペンデント映画『今を紡ぐ明日』が繋ぐ多文化共生 映画ロケ地にて、市民・外国人エキストラ・キャストによる国際交流イベント決定!
-
ブレンダン・フレイザー、日本に溶け込む役作りを明かす 柄本明との撮影風景も『レンタル・ファミリー』メイキング画像
-
南沙良、渾身のラップシーンが解禁!『万事快調<オール・グリーンズ>』本編映像