2020年8月26日 15:03
『ソング・オブ・ザ・シー』スタジオ最新作、『ウルフウォーカー』今秋公開
『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』と『ブレンダンとケルズの秘密』でアカデミー賞に2度ノミネートされたトム・ムーア監督の最新作で、ケルト三部作の完結となる『WolfWalkers』が、邦題『ウルフウォーカー』として今秋、全国公開されることが決定した。
製作は、“ポスト・ジブリ”とも評されるアイルランドのアニメーションスタジオ「カートゥーン・サルーン」。これまでもアイルランドの歴史や神話を題材に、創造性あふれる作品世界を色彩豊かな2Dアニメーションで作り上げ、この度『ブレンダンとケルズの秘密』(09)、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』(14)に続くケルト三部作の完結編が上陸。
描かれるのは、中世からアイルランド・キルケニーで密かに伝えられてきた伝説で、眠ると魂が抜け出しオオカミになる“ウルフウォーカー”。
ハンターを父に持つ少女ロビンは、人間とオオカミがひとつの体に共存し、魔法の力で傷を癒すヒーラーでもある“ウルフウォーカー”のメーヴと友達になる。彼女とロビンが森で交わした約束は、図らずも父を窮地に陥れるものだった。だが少女は、勇気を持って信じる道を進もうとする――。
生命への限りなくやさしいまなざしで描かれる、息をのむほどの美しい世界と不思議な物語。