斎藤工、アフターコロナは「キスをする映画の価値が変わってくる」
園子温、中野量太、真利子哲也ら日本を代表する5組の監督と豪華キャストが“緊急事態”をテーマに、それぞれ5本の映画に挑んだ『緊急事態宣言』。先週末に各作品の監督、キャストによるオンライン・リレー式の「完成記念会見オンラインイベント」が開催。作品公式Twitterアカウントで事前に募集した質問に対する名(珍)回答が続出するなど、生配信ならではの盛り上がりを見せた。
『MAYDAY』より真利子哲也監督、岩瀬亮、内田慈
ほかの4作品とは趣が異なり、本作はドキュメンタリー作品であることについて、真利子監督は「3月14日まで1年間アメリカにいたというのもあって、海外に住んでいる人の日常が気になってこのような作品になりました」とコメント。「近況を聞いてきになったことを撮ってもらうようにしました。送ってもらった映像はそれぞれ面白かったのですが、どういう話の組み立てにしよう何度か折れそうになりました。ありのままに撮ったものを構成していきました」と言い、「言葉がわからないけれど映像で伝わるものありました」と明かす。
緊急事態宣言中は「完全にこの作品」に没頭していたそうで「皆さんに送っていただいていた映像を観て、そう作り上げていこうかと考えているうちに緊急事態宣言が明けていました」