『チョコレートドーナツ』東山紀之×宮本亞門のタッグで世界初の舞台化へ
全米映画祭で絶賛され、観客賞を総ナメにし、日本でも口コミが拡がりロングランヒットした映画『チョコレートドーナツ』が、東山紀之主演、宮本亞門演出で世界で初めて舞台化されることになった。
1979年のウェスト・ハリウッド。ゲイの男性が育児放棄された障がいを持つ子どもを育てたという実話に着想を得て製作された映画『チョコレートドーナツ』(原題:ANY DAY NOW)は、社会的マイノリティが直面する問題を告発しつつ、愛と自由を求める人間の本質を描いた傑作ヒューマンドラマ。
日本でも広く支持を得たこの映画を、世界で初めて東山さん、宮本さんの初タッグで舞台化。東山さんが演じるのは、シンガーを夢見ながらショーパブでドラァグクイーンとして日銭を稼ぐルディ。出口の見えない生活の中、ルディの人生は運命の人ポール、隣室のダウン症のある少年マルコと出逢うことで変わっていく。
映画ではトニー賞受賞俳優アラン・カミングが演じたこの主人公に、東山さんがその魅惑のダンス、唄、演技で挑む。
そしてルディと共に少年マルコを育てようと、世間と闘う地方検事ポールを演じるのは谷原章介。
ゲイのカップルであるルディとポールが悩み迷いながら、ともに世の中に立ち向かっていく様は心を打つ。