『エマ、愛の罠』大胆なヒロインとシンクロする音楽とアスレジャーファッション
チリの異才パブロ・ラライン監督が、脅威の新星マリアーナ・ディ・ジローラモとガエル・ガルシア・ベルナルを迎えて放つ最新作『エマ、愛の罠』。本作では、いま世界を席巻するレゲトン(ラテン音楽とヒップホップの融合)とモード×スポーツの“アスレジャー”ファッションも大きな魅力となっている。
音楽とファッションはいつの時代も密接に関係している。例えば、音楽の新時代を築いた「ビートルズ」を象徴するマッシュヘアにモッズコートなどの「モッズファッション」、ジミ・ヘンドリックスの「ヒッピーファッション」、「セックス・ピストルズ」の「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」、「キャロル」の革ジャン、奇抜なテーラードスタイルにメタリックスキニージーンズ、レオパード柄やタッセル付きスカーフを身にまとうグラムロック系の代表といえばデヴィッド・ボウイ、Snoop.DogやJay-z、Eminemなどヒップホップ系のアーティストによるB系、ストリート系のファッション。
そしてレディ・ガガやティナーシェなど多くのミュージシャン、セレブに人気、従来のノームコアやスポーツミックスよりスポーツテイストが強い「アスレジャー」などなど、時代が変わればファッションも変遷し、音楽シーンの影響を色濃く感じさせるアイテムがトレンドになっている。
また、Spotifyなどのチャートにも常にランクインしているレゲトンを本作ではふんだんに盛り込み、レゲトンのリズムに乗せて、主人公のエマや彼女を取り巻く人々のエモーショナルなダンスは見応え十分。さらにストリートで芽生えたカルチャーの一部として登場人物それぞれが着こなすファッションはクール!
「エマのファッションは彼女しか着こなせない個性的なアスレジャー。そのいでたちと、破綻していそうででも妙に説得力のある彼女の発言が絶妙にシンクロする。
炎のような思いを秘めて、大胆な『愛の罠』を冷静沈着に仕掛けるエマの姿を完璧にフォローするニコラス・ジャーの音楽も素晴らしい」と語るのは、「ビームス(BEAMS)」クリエイティブディレクター・青野賢一氏。本作の音楽とファッションが生みだす相乗効果にも注目だ。
『エマ、愛の罠』は10月2日(金)よりシネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、kino cinema立川高島屋S.C.館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
エマ、恋の罠 2020年10月2日 シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラスト有楽町、kino cinēma 立川高島屋 S.C.館ほか全国公開
© Fabula, Santiago de Chile, 2019
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