世界を席巻、オリジナリティ溢れるアニメーション映画4作品が日本上陸
ここ数年、ハリウッド以外の海外長編アニメーションの公開が相次いでいる。昨年は『失くした体』や『ディリリとパリの時間旅行』などのヨーロッパ、『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』や『幸福路のチー』などのアジアの作品などが公開され、いずれもそのクオリティの高さが話題に。それぞれに独特の作風を持ち、しっかりとファンの心を掴みながらヒット作を生み出している。
そして今秋も、アカデミー賞常連のカートゥーン・サルーン『ウルフウォーカー』や、スタジオライカのストップモーション・アニメ『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』などの注目作が続々公開される。
『マロナの幻想的な物語り』
『ロング・ウェイ・ノース地球のてっぺん』(2015)のプロデューサー、ロン・ディエンスがルーマニアの女性監督アンカ・ダミアンとタッグを組んだ、愛とアートがいっぱい詰まった“ワンコ・アニメーション”。
“幸せはほんのちっぽけなこととるに足らないことひと皿のミルク昼寝骨をかくす場所そして、大切な人との時間-”。自分にとって、ともすると忘れがちな大事なことをハート型の鼻を持つミックス犬・マロナの生涯を通じて再認識させてくれる作品。