“天才デザイナー”ピエール・カルダンの素顔とは…『ライフ・イズ・カラフル!』本編映像
社会主義国に、装う楽しさを広めた伝道師ピエール・カルダンの素顔に迫ったドキュメンタリー『ライフ・イズ・カラフル!未来をデザインする男ピエール・カルダン』から、本編映像がシネマカフェに到着した。
今回解禁された本編映像には、グローバルとは程遠い時代に他国との交流が薄かった旧ソ連や中国、キューバ、アフリカなどの社会主義国に行き、現地の人と交流を持ったカルダンの姿が収められている。
冒頭で「自分をフランス大使とお考えですか?」と聞かれ、「デザイナーという職業の代表だ」と答えるカルダン。キューバのカストロ議長やネルソン・マンデラ大統領などと映る姿は大使以上の存在と言えるだろう。
ファッション後進国だった国々に先陣を切って乗り込んでいき、多くの人々に装う楽しさを伝えたカルダン。当時まだ人民服を着ていた中国に行き、“世界初の万里の長城でのファッションショー”を手掛けるなど、40年以上も中国でショーを続けている。
映像には、秘蔵映像やナオミ・キャンベル、シャロン・ストーンなど豪華ゲストたちのインタビューのほか、各国で行われたファッションショーの様子も垣間見える。劇中では日本との深いつながりも存分に描かれる。