『TENET テネット』ジョン・デイビッドが自ら“逆行”で動く!驚異の舞台裏
現在、日本でも大ヒット中のクリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』から、監督やキャスト陣のインタビュー映像を交えた、本作の舞台裏が明らかとなる約10分間のメイキング映像が解禁された。
今回の映像では、主人公の“名もなき男”を演じたジョン・デイビッド・ワシントンをはじめ、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、そしてケネス・ブラナーといったキャスト、製作のエマ・トーマス、撮影監督のホイテ・ヴァン・ホイテマといったスタッフたちが撮影現場をメイキング映像と共にふり返っている。
本作では時間が“逆行”する誰も観たことのない世界を描き出したノーラン監督だが、「まるでドキュメンタリーの撮影のようだった」とジョン・デイビッドが語るように、ノーラン監督らしく、どこまでも“本物(リアル)”での撮影にこだわったことが紹介されていく。
世界全体の危機を描くために必要だった7か国にもわたる壮大なロケ、飛行機を実際に建物に激突させる前代未聞のシーンだけにとどまらず、時間逆行のアクションシーンもジョン・デイビッドが自ら“逆行”の動きを習得し、演じている。「今までに見たことのない動きだ。僕らは何度もリハを繰り返した」とジョン・デイビッドは語っており、元アメリカン・フットボールのプロ選手だった彼の身体能力でも苦戦したことを明かしている。
しかし、どんな難題でも常にキャストやスタッフが応えるのは、「どの作品でも自分に挑戦したい。新しいものを観客に提供したいんだ」と語るノーラン監督の情熱を目の当たりにしているから。
常に最高のエンターテインメントを観客に提供するために、自らの限界を越え続けるフィルムメーカー、クリストファー・ノーランの真髄を感じられる映像となっている。
海外メディアの報道によると、本作のVFXショット数は300未満で、ノーラン監督自身も「だいたいのラブコメ映画よりも少ない」とコメントするほど。過去のノーラン作品と比較すると『ダンケルク』(2017)が約430、『ダークナイト ライジング』(2012)が約450、『インセプション』(2010)が約500、『バットマン ビギンズ』(2005)が約620とされており、エンドロールの短さにも驚く。ちなみに『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)は2,000ショット以上とされている。
『TENET テネット』は全国にて公開中。
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
TENET テネット 2020年9月18日より全国にて公開
© 2020 W arner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved
提供元の記事
関連リンク
-
new
トヨタ×クリエイターの共創プロジェクト「TOYOTA DIRECTORSCUT」第4弾は「トヨタの”工場と人”」をテーマに12月22日(月)から作品募集をスタート
-
new
Nissy、45万人が熱狂した2度目の6大ドームツアーを映画化! s**t kingz・kazuki & Show-heyもMCとして登壇した初日舞台挨拶【オフィシャルレポート】
-
new
「その仕草…夫は嘘付いてるよね?」義母と夫が曖昧にする妹の存在とは…義実家に入れてもらえない理由は?
-
トム・ヒドルストン主演大ヒットスパイドラマ「ナイト・マネジャー」S2、予告公開 1月11日配信開始
-
new
私たちは義母も入れて「4人家族」なの? すれ違う夫婦の考え