河瀬直美監督&常田大希、コロナ禍におけるクリエイティブやスマホでの映画製作を熱く語る
米アカデミー賞公認の短編映画の祭典「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2020(SSFF & ASIA 2020)」におけるオンライントークイベント「Creators’ Junction partnered with Xperia™」の収録が9月中旬に行われ、その現場に潜入!
同映画祭の代表を務める俳優・別所哲也、映画監督の河瀬直美、そしてスペシャルゲストとして「King Gnu」「millennium parade」などで活躍するアーティスト、ミュージシャンの常田大希も参加し、コロナ禍におけるクリエイティブ、スマホでの映画製作の可能性などについて語り合った。
「コロナ禍におけるモノづくりの変化」をトーク
河瀬監督は以前から、音楽だけにとどまらない常田さんの才能に惚れ込んでいたそうで「会いたかったです。才能あるし、音楽は素晴らしいし、映像もご自身で作っていて…」とトーク冒頭から興奮気味。
まず、別所さんがここ数か月のコロナ禍におけるモノづくりの変化について問うと、河瀬監督は「春先は特に厳しかったですね。何かしたいけど、できない。疑心暗鬼が蔓延してギスギスしていく中で、そこに映画や音楽で“光”を届けたいのに届けられなくて…」