韓国ミニシアターでヒット!女性監督が贈る『チャンシルさんには福が多いね』1月公開
ホン・サンス監督のプロデューサーとして長らく活動してきたキム・チョヒの待望の長編監督デビュー作『チャンシルさんには福が多いね』が、2021年1月8日(金)より公開されることが決定した。
『はちどり』のキム・ボラ、『君の誕生日』のイ・ジョンオン、『82年生まれ、キム・ジヨン』のキム・ドヨンなどなど、新風を巻き起こす女性監督たちの台頭が著しい韓国映画界で、その最前線グループに陣取るキム・チョヒ。『自由が丘で』『ソニはご機嫌ななめ』などのホン・サンス作品でプロデュースを担当した。
自身の体験を投影して監督した本作は、プロデューサーとしてずっと支えてきた映画監督が急死したことで失職し、何もかも失ってしまったチャンシルが主人公。映画だけに捧げてきた人生、気がつけば家も男も子どももなし、青春さえも棒に振ってきた彼女にある日、思わぬ恋の予感が訪れる…といった、オフビートなコメディー。
第24回釜山国際映画祭にて韓国映画監督組合賞・CGVアートハウス賞・KBS独立映画賞の3冠を達成。主演のカン・マルグムも韓国のゴーロデングローブ賞と呼ばれる「百想芸術大賞」で映画部門女性新人演技賞を受賞する高評価を得た。