仲野太賀、“父親”になれず逃げ出す…折坂悠太の主題歌流れる予告編『泣く子はいねぇが』
第68回サン・セバスティアン国際映画祭にて最優秀撮影賞を受賞した仲野太賀主演映画『泣く子はいねぇが』より本予告編が到着した。
映像では、父親の自覚を持てないたすく(仲野さん)が、育児に疲れ果てた妻・ことね(吉岡里帆)から「なーんにも考えてないでしょ」と突き放されるシーンからスタート。ナマハゲで大失態を犯し、家族を置いて逃げるが、そこにも居場所はなかった。
そして失ったものを取り戻したい一心で帰省するが、周囲の目は冷たく、再会したことねからは「再婚する」と告げられる。だが、ことねの力になりたいと食い下がるも「じゃあ払える?養育費とか、慰謝料とか」と現実を突きつけられてしまう。
本作では、数々の著名アーティストからも絶賛される音楽界の新進気鋭、折坂悠太が初めて映画主題歌と劇伴制作を手掛け、今回の予告編では書き下ろし主題歌「春」が挿入され、物語を盛り上げている。
2018年リリースの2ndアルバム「平成」がCDショップ大賞を受賞し、昨年は月9ドラマ「監察医 朝顔」の主題歌に抜擢、シーズン2の主題歌続投も決定するなど注目が集まっている折坂さん。本作へ起用されたきっかけは、撮影中、仲野さんから折坂さんの楽曲が本作の世界観にぴったりだという提案から始まったそう。